四十九日法要にあわせてインド産M10のお墓を建立。八千代市寺院墓地
ホームページをご覧いただきましてありがとうございます。市川市、船橋市、千葉市を中心に、千葉県北西部にてお墓・石材のお仕事をさせていただいております、墓石の千葉家です。八千代市のお寺様墓地にて、四十九日法要にあわせてインド産M10のお墓を建立させていただきましたので、ご紹介いたします。
八千代市長妙寺 石種:インドM-10 外柵:深山ふぶき
30年ほど前にお墓の外柵をお作りしたお客様から、お墓を建立したいというご連絡をいただきました。ご主人様が亡くなられて、「四十九日までに建てたい」とご希望でしたので、ご希望に沿えるようにご提案させていただきました。
「四十九日までに建てたい」というご希望をいただくことはたびたびあります。通常、ひと月足らずでお墓を完成させるのは難しいのですが、一般的には、「海外で行っている墓石の加工・製作を日本国内で行う」「展示品の墓石を使用する」等の方法で短い納期への対応が可能になることもあります。ご提案をした結果、今回は展示のお墓の中からお選びいただいて、ご希望の納期に沿えるように建立することになりました。
こちらが完成したお墓です。初めにご来店いただいたのは船橋店でしたが、もっと多くのお墓を展示している市川店(市川本社)にお越しいただいて、実際にご覧になって選ばれたお墓です。洋型をご希望で、外柵の色合いや雰囲気にもあうお墓をお選びいただきました。
棹石は、大きな曲線が印象に残るデザインです。天面も大きく丸みが付いて柔らかさはあるのですが、角張った部分もあり、柔らかさとシャープでスタイリッシュな面が融合したようなイメージになっています。
正面は「和」の文字をご希望いただきました。楷書体と行書体で悩まれましたが、より柔らかい印象になるとのことで行書体を選ばれました。
花立前面に家紋を彫刻しました。丸に木瓜紋(丸にもっこう)です。濃い色合いの黒御影なので、細かい部分もくっきりと表現できています。
花立の間は水鉢です。くぼんだ部分を磨かない仕上げになっているものもありますが、全面を磨いて仕上げています。より汚れが溜まりにくく、お掃除しやすいです。
香炉です。棹石の印象的なデザインと調和した形です。上下の石が別々になっていて、このように取り出すことができます。一体型のものも多いですが、別々であることでお掃除などのメンテナンスがしやすいというメリットがあります。
上台や花立などの角は、すべて面取りをしています。棹石のあえて角張った部分と比べるとよく分かります。石塔は、インド産のM-10という黒御影石で作られています。外柵の青味のある石との相性もよく、落ち着いた印象に仕上がっています。
棹石背面は、ご戒名が入っています。右側面に建立年月と建立者の方のお名前を彫刻しました。
外柵部分は作成から30年ほど経っていましたので、水拭きをして仕上げています。ご納骨式にはたくさんのご家族様・ご親族様がお越しになり、初めてご覧になる納骨室の中のようすに感嘆されたりと、にぎやかに営まれました。このたびは、お墓の建立にあたり30年越しにまた当店にお声かけいただきまして、ありがとうございました。これからもお客様のお役に立てますよう、精一杯努めさせていただきます。お困りのことなどございましたら、またいつでもお声かけ下さいませ。
今回は、お急ぎでの建立をご希望のケースで、無事に四十九日法要までにお墓を完成させることができた事例をご紹介いたしました。市川本社には、和型墓石や洋型墓石、デザイン性の高い墓石など、さまざまなお墓を展示しております。お越しになったタイミングでサイズやデザインなどは違いがありますが、実際にお墓を見て選ぶことができる展示のお墓は完成時のイメージがしやすいのもメリットです。今回のようにお急ぎの場合にお役に立てると思いますので、ご興味のある方はどうぞお気軽にお問合せください。